女性の体や心に影響を与えている女性ホルモンですが、よくわからないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。更年期の女性は、女性ホルモンの影響を大きく受けています。その結果、体調の悪化や不安感を感じてしまう人も少なくありません。
この記事では、女性ホルモンの役割や女性ホルモンを増やす方法について、紹介していきます。
女性ホルモンの役割
ホルモンとは、体の働きを調整する物質のことです。そのなかの女性ホルモンは主に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
エストロゲンは、女性らしい体をつくり、肌や髪にうるおいを与えてくれます。またプロゲステロンは、不安な気持ちをやわらげたり、睡眠を調整させたりすることが可能です。
女性ホルモンが減少するとどうなる?
女性ホルモンが減少すると、以下のように女性の体や心へ影響が出ます。
- イライラを感じる
- 不安感を感じる
- 急に汗が出る
- 骨がもろくなる
- 肌荒れがひどくなる
- 抜け毛が増える
その結果、骨粗鬆症、うつ病などの病気を引き起こす原因にもなるでしょう。
女性ホルモンが減少しているときに考えられる要因
女性ホルモンの減少は、加齢と大きな関わりがあります。その理由は加齢によって、「エストロゲン」「プロゲステロン」の分泌量が変化していくからです。
とくにエストロゲンの分泌は、閉経の前後5年間で大きく減少します。その結果、自律神経や体調に影響が出てしまいます。なかには、日常生活まで影響をおよぼす「更年期障害」になる人もいます。
女性ホルモンを増やすための5つの方法
女性ホルモンを増やすための方法は、以下の5つです。
①バランスのよい食事
②血行や代謝について意識する
③セックス(オーガズム)などによって「オキシトシン」を分泌
④漢方によって体を整える
⑤ホルモン補充療法を行う
上記は主に、女性ホルモンや更年期障害の症状を安定させる方法です。とにかく女性ホルモンを増やすといった方法ではありませんが、それぞれを詳しくみてきましょう。
①バランスのよい食事
バランスのよい食事は、女性ホルモンを安定させます。たとえば、以下のようなことを意識してみましょう。
- 朝食を食べる
- 甘いものを食べすぎない
- 水分を摂る
- 和食を食べる
- オリーブオイルを摂る
とくにオリーブオイルは、良質な脂質を確保できるためおすすめです。
②血行や代謝について意識する
血行と体の代謝を意識することで、女性ホルモンにいい影響を与えます。血行や代謝をよくするには、毎日軽い運動を取り入れることが大切です。デスクワークなどで同じ姿勢を続けて、血行や代謝が悪くなっている場合は、ぜひ取り入れてみましょう。
おすすめは、ヨガやストレッチです。ゆっくり体を動かし、深く呼吸もできるので体の緊張感も和らぐことでしょう。
③セックス(オーガズム)などによって「オキシトシン」を分泌
セックスやオーガズムで分泌されるオキシトシンも、女性ホルモンに影響を与えます。オキシトシンはエストロゲンによって分泌量が増え、ストレスの緩和や痛みの緩和、安眠をもたらすといった、女性にいい影響を与えるものです。性的な快感は、女性ホルモンのバランスの正常化に好影響といえます。
④漢方によって体を整える
更年期障害の症状がつらい場合は、漢方を服用するのもおすすめです。更年期障害に効果があるとされている漢方をまとめてみました。
五積散(ごしゃくさん) | 冷えや頭痛 |
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温経湯(うんけいとう) | 手足のほてり、不眠 |
加味逍遙散(かみしょうようさん) | のぼせ、疲れやすさ、肩こり、不安、いらだち |
温清飲(うんせいいん) | 皮膚のかさつき、のぼせ |
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) | 肩こり、頭痛、めまい、のぼせ |
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) | 冷え性、貧血 |
漢方はドラッグストアでも購入できますが、病院に受診するか漢方薬局で購入するのがおすすめです。自身の更年期障害の症状に合わせた処方をしてもらえるので、更年期障害が改善される可能性が高まります。更年期障害の症状がつらいときは、漢方を服用することも検討してみてはいかがでしょうか。
⑤ホルモン補充治療を行う
更年期障害の症状がどうしてもつらい場合は、ホルモン補充治療の検討もおすすめです。ホルモン補充治療は、加齢によって減少したエストロゲンを補充してあげる治療方法です。内服やパッチを貼るだけでホルモン補充治療を受けられる場合が多いですが、医師の診察を受けなければなりません。
期待される効果は骨折の予防、ほてりなどのホットフラッシュ、脂質代謝を改善させるなどです。もし病院に受診される機会があれば、医師にホルモン補充治療について聞いてみましょう。
まとめ
女性ホルモンが減少すると、体や心によくない影響を与えます。加齢による女性ホルモンの減少は避けられませんが、対策することで女性ホルモンを安定させることが可能です。
女性ホルモンを安定させる方法の一つは、性感マッサージを利用することです。性感マッサージを利用すると、男性セラピストによるマッサージで血行がよくなり、スキンシップやオーガズムによりオキシトシンが分泌され、女性ホルモンが安定します。
女性用性感マッサージ店「東京美療」では、高品質「スクワランオイル」を使ったアロママッサージを行っており、心も体もリラックスできるでしょう。その後、ご希望であれば男性セラピストから性感マッサージの施術を行います。成人している女性であれば年齢を問わず利用できるので、一度利用してみてはいかがでしょうか。