潮吹きのやり方とコツ｜「どんな感覚？」「気持ちいい？」など女性の疑問を解決します

女性のなかには「潮吹き」を経験したことがなく、「本当に気持ちいいの？」と疑問をもっている人もいるかもしれません。体質的に自然と潮吹きできる女性もいますが、やり方やコツを知っていないとできないケースもあります。

今回は、そんな潮吹きに関する基礎知識と、潮吹きのやり方やコツを解説します。メリットや注意点についても触れているので、最後までチェックして潮吹きへの理解を深めてみましょう。

潮吹きとは

潮吹きとは、簡単にいうと薄められた尿が噴出する現象のことです。女性の射精や尿失禁と間違われることも多いですが、潮吹きにより噴出された液体には、尿と同じ成分が多少含まれることがわかっています。

さらにある研究では、エコー検査により潮吹きの前後で膀胱をチェックしたところ、潮吹きのあとには膀胱が収縮していたという結果もあります。このようなことから、潮吹きは膀胱内に溜まった尿が噴出されると考えられてきました。次に、色や匂い、質感などは具体的にどのようなものなのかみていきましょう。

 

【潮吹きとはどんなもの？】

色	ほぼ透明
匂い	あまりない
質感	尿と変わらない
水分量	多い（個人差があり1～900mlといわれる）

 

潮吹きにより噴出される液体の量には個人差がありますが、ほかの特徴は尿よりも薄い液体というイメージですね。

また、潮吹きはオーガズムの前後に起こりやすい現象です。潮吹き＝気持ちいいと考える人もいるかもしれませんが、潮吹き自体が気持ちいいという意味ではありません。あくまでもオーガズムによって引き起こされる現象で、気持ちよさが強くなるわけではないことを知っておきましょう。

注意点として、潮吹きのメカニズムは科学的結論が出ていません。「膀胱に溜まった液体がオーガズムにより噴出される」という研究結果が出ている状態です。

尿失禁との違いは？

潮吹きと尿失禁との違いは、液体の噴射される勢いと成分の濃度です。潮吹きは勢いよく噴射されますが、尿失禁は漏れ出すように液体が出てきます。尿失禁の原因はさまざまで、以下の原因があるとされています。

＜尿失禁の原因＞

• セックスの最中に腹圧が大きくなる
• ペニスの挿入
• オーガズムによる尿道のゆるみ

また、成分に関していうと、潮吹きよりも尿失禁のほうが尿の成分が濃い傾向にあります。そのため、潮吹きと尿失禁は異なるものだとわかります。

潮吹きのメリットと注意点

潮吹きにおけるメリットと注意点について、それぞれ3つずつみていきましょう。

＜潮吹きのメリット＞

• 男性に喜ばれることが多い
• 快感を受け入れるとセックスが盛り上がる
• 新しい快感を得られる

＜潮吹きの注意点＞

• 必ずしもオーガズムと関係があるわけではない
• 後片付けが大変
• 引いてしまう男性もいる

潮吹きはオーガズムにより起こりやすい現象なので、必ずしも関係があるとはいえません。しかし、「快感を得られている」というアピールにはなるため、男性を喜ばせられます。

また、潮吹き＝尿という認識をもった男性の場合、潮吹き自体に引いてしまうかもしれません。あらかじめ自分の体質のことについて話し、理解してもらうことも大切です。

潮吹きのやり方とコツ

ここからは潮吹きのやり方とコツについて解説します。あくまでも一例ですが、参考にしてみてくださいね。また、解説するやり方とコツはセックス・マスターベーション、どちらにおいてもほとんど変わりません。

①事前の水分補給とリラックスが重要！

スムーズに潮吹きを促すためには、事前に水分補給をしてリラックス状態を保つことが重要です。潮吹きは膀胱内の液体を噴射するため、元となる水が必要になります。

そして、潮吹きはオーガズムから起こりやすい現象です。緊張していてはオーガズムにいたるまでの興奮状態にも達しにくいので、リラックスできる環境を整えておきましょう。

②乳首やクリトリスなど性感帯を刺激する

乳首やクリトリスなどの性感帯を刺激して、潮吹きしやすい状態になることも大切なポイントです。とくに、クリトリスは快感を起こしやすい神経が8,000以上集まっているといわれ、刺激するとオーガズムに達しやすくなります。興奮状態の高まりやオーガズムに達することで、潮吹きが起こりやすい状態をつくれるでしょう。

③Gスポットをなでるように優しく刺激する

Gスポットもほかの性感帯と同じように、指でなでるように優しく刺激すると潮吹きしやすい状態がつくれます。Gスポットは膣内に中指を入れ、第二関節を曲げた指先あたり（個人差があります）とされている場所です。このGスポットへの刺激は、クリトリスへの刺激につながり、快感が得られるという説もあります。

ただし、強く刺激しすぎるのは控えましょう。膣内はデリケートな場所であるため、強く刺激すると傷つけてしまう可能性があります。優しくなでてみたり、軽く押すように刺激したり、自分なりに快感が得やすい方法を見つけてみてくださいね。

④尿漏れを気にせず感覚に身を任せる

尿漏れを気にせず感覚に身を任せることで、快感へ集中して潮吹きが起こりやすくなります。尿漏れを気にしすぎてリラックスできない状態になると、快感が得られにくくなってしまいます。

事前にバスタオルなどを敷いて対策すると尿漏れはもちろん、潮吹きしたときも安心です。なにも気にせず、性感帯などへの刺激による快感へ集中できる環境をつくりましょう。

まとめ

潮吹きは尿漏れとは異なり、オーガズムへ達したときに起こりやすい現象です。男性を喜ばせたり、セックスを盛り上げたりなど、メリットもいくつかあります。ただし、潮吹きに対して引いてしまう男性もいるので、事前に自分の身体のことを伝えておくことも大切です。

また、なかなか潮吹きできない女性は、「潮吹きのやり方とコツ」を参考にしてみてくださいね。リラックスや性感帯への刺激で、潮吹きしやすい状態をつくってみましょう。もし、1人・パートナーとでも潮吹きが難しい場合は、女性用性感マッサージもおすすめです。