「生理中なのに性欲が高まってしまって、我慢できない」と感じて、辛い思いをしていませんか?生理中にムラムラして、セックスやオナニーをしたくなる女性は多いものです。気になるのは、生理中でも問題ないのか、という点ではないでしょうか。
このコラムでは、生理中にセックスやオナニーしてもいいのかについて解説します。注意点も合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
生理中の女性は性欲が高まりやすい!
性欲の高まりには、『テストステロン』という性衝動を高める働きのある、男性ホルモンが関係しているといわれています。
エストロゲンは生理前になると減少しますが、生理中に分泌量が増加する傾向にあるため、性欲が高まるという仕組みです。
また、一部女性に行われた「生理中にオナニーをしますか?」というアンケートでは、「YES」と答えた女性が61%もいることがわかっています。「生理中なのにムラムラしてしまうのは、自分だけ?」と悩む必要はありません。生理中に性欲が高まってしまう女性は、意外と多いものです。
生理中の性欲を抑える3つの方法
この章では、生理中の性欲を抑える3つの方法をご紹介していきます。自宅で簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ行ってみてください。
➀アロママッサージなどでリラックス
「生理中にムラムラしてしまうのを和らげたい」と感じている女性には、アロママッサージがおすすめです。心地よい香りに包まれながら、優しく体をマッサージしてリラックスしましょう。幸福のシンボルとしても知られるマジョラムのアロマなら、性欲を抑えるだけでなく、気持ちをしずめる効果も期待できます。
②ヨガなどの穏やかな運動をする
性欲を抑えるためには、ヨガなどの穏やかな運動が効果的です。生理中は激しい運動を避けたいもの。ランニングなどの激しい有酸素運動ではなく、ゆっくりとした動作で全身運動ができるヨガをはじめましょう。生理の不調を解消しつつ、性欲を抑えられます。
③美味しい食事や趣味で気を紛らわす
生理中にムラムラしてしまったときは、気を紛らわすのも効果的な方法です。美味しい食事を楽しむほか、趣味に没頭して、別のことを考えましょう。好きなものを食べたり、好きなことをしたりして体と心を満たせば、自然と性欲はおさまってくるはずです。
生理中にセックスしていいの? セックスする際の注意点
パートナーがいる女性のなかには、「生理中にセックスしていいの?」と感じている人もいるでしょう。
生理中のセックスについて、推薦はできません。経血が逆流することによって、感染症や子宮内膜症のリスクを上げてしまうためです。しかし生理中に決してセックスをしてはいけない、という決まりはありません。パートナーと同意のうえ、セックスを行う場合には、以下の点に注意しましょう。
<生理中にセックスする際の注意点>
- 激しいセックスは避ける:膣内を傷つける可能性があるほか、経血が逆流して感染症や子宮内膜症などを引き起こす可能性があります。挿入は浅くし、激しい行為は避けましょう。
- タオルなどを敷いてから行う:セックス中に経血でベッドや布団を汚す恐れがあります。タオルを敷くなどして、汚れてもよい場所でセックスしましょう。
- 痛みを感じたらすぐ中断する:生理中は膣内に血液が集まっており、普段よりもデリケートな状態です。少しの刺激で膣内が傷つき、出血する恐れがあります。性感染症を防ぐためにも、痛みを感じたらすぐに中断しましょう。
生理中にオナニーしていいの?
パートナーがいない女性や、いるもののセックスは避けている場合に気になるのは、「生理中のオナニーはいいの?」という点ではないでしょうか。
膣内を傷つけないように注意しながらであれば可能です。生理中にオナニーする場合の注意点はこちらです。
<生理中にオナニーする際の注意点>
- クリトリスなどできるだけ外側を刺激する
- 血で汚れてもいいように準備する
- お風呂に入り、清潔にした状態で行う
- 手で直に触れないようにする など
注意点を守り、安全にオナニーをしましょう。
まとめ
「生理中なのにムラムラしてしまう」と感じている女性に向けて、セックスやオナニーしてもよいのか、また行う際の注意点をお伝えしました。
生理中はテストステロンの働きによって、性欲が高まりやすい状態にあります。生理中のセックスはあまりおすすめできませんが、仮に行う際には、傷や性感染症を防ぐためにも注意点を守ったうえで、安全に行いましょう。
生理で性欲が高まった女性には、女性用性感マッサージがおすすめです。アロママッサージでリラックスして性欲を解消することもできます。経血の量が少なければ、性感マッサージを受けられるお店もあるので、ぜひ利用してみましょう。店舗によっては性や体の悩みも相談できる可能性があります。
「女性用性感マッサージを体験してみたい」と感じたら、性欲が高まりやすい生理中の利用も検討してみましょう。